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航空燃料取扱事業について

三愛石油の航空燃料取扱事業についてご紹介します。

羽田空港を支える三愛石油のハイドラントシステム

1955年、三愛石油は日本初のハイドラントシステム(地下パイプラインで航空機まで航空燃料を圧送するシステム)による航空機への給油業務を開始しました。

以降、当社のハイドラント技術及び航空燃料施設運営は、航空機給油オペレーションとともに国内主要空港(新千歳空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港等)及び海外諸空港(バンコクスワンナプーム空港、ドンムアン空港、ベトナムノイバイ空港等)における給油施設のモデルとなっています。

2010年10月、羽田空港の国際化および新滑走路供用開始にともない、ハイドラントシステムの拡張、貯油タンクの増設、及び大型タンカーが着桟できる桟橋を新設いたしました。今後も発展し続ける羽田空港の将来を見据え、より安全で確実な航空燃料供給体制の構築を図ります。

羽田空港の国際化
1952年当初、国際空港(東京国際空港)として開港した羽田空港ですが、1978年の成田国際空港(新東京国際空港)開港以降は主に国内路線空港として供用されてきました。しかしながら、2010年、政府主導により「羽田空港再国際化構想」が立ち上げられたことにより、都心から約16km、電車で約20分という立地条件を活かした羽田の国際ハブ空港化プロジェクトが急速に進められることとなりました。国際線専用ターミナルが開業し、国際線発着枠も大幅に増加した羽田空港は、現在さらなる拡大と発展の時を迎えています。

航空燃料の受入から、給油までの流れ

航空燃料の受入れから払出しまでの一連の流れに求められるのは、安全を基本とした正確で迅速な作業体制の確立です。羽田空港においては、コンピュータによる24時間総合管理システムでの運用とともに人的な確認作業を徹底することで、効率的で確実な施設運営・品質管理・在庫管理をおこなっています。

1.受入桟橋 2.施設の運転監視、数量管理 3.施設の点検・保守 4.給油作業

  1. 1.受入れ桟橋

    桟橋に、2隻が着桟

    オイルフェンス

    毎月約60隻のタンカーが着桟し、厳重な管理のもと航空燃料を受入。

    受入桟橋にてタンカーより受入れた航空燃料は、タンカーのポンプによって貯油タンクまで圧送されます。燃料受入れ前には各種書類の確認、目視検査、水分検査、密度検査、導電率検査、積載量の数量確認や、保存サンプルの採取等、徹底した品質管理をおこなっています。

    また、受入れ中の事故を想定したオイルフェンス展張訓練や消火訓練の定期実施等、安全操業にも万全を期して取り組んでいます。

  2. 2.施設の運転監視、数量管理

    施設運転状況の監視

    航空燃料受入から給油までの施設運転状況を集中監視。巨大な航空輸送機能を支える。

    受入桟橋から圧送された航空燃料は貯油タンクに入ります。
    その行程はコンピューターで制御され、ハイドラントシステムが正常に作動していることをオペレーターが監視し、確実な数量管理・在庫管理等をおこなっています。貯油タンクやフィルターセパレーターの航空燃料品質検査は毎日実施しています。
    また、航空燃料漏洩時の事故を想定した訓練および地震発生時の処置訓練をおこなっています。

  3. 3.施設の点検・保守

    点検作業

    埋設配管総延長約40km。羽田空港に広がる給油施設を点検。

    ハイドラントシステムに関わる設備機器に不具合、故障等が発生しないよう、保守点検を実施しています。空港内の駐機場にある320ヵ所以上の給油ピット点検を毎日おこなっているほか、消防法等の各種法令に則りタンク点検、埋設配管加圧点検、受変電設備点検等の定期点検を確実におこない、施設の安全運用に万全を期しています。
    また、給油車両32台、その他特殊車両8台、連絡車25台の定期点検や車両の修理もスケジュール化し確実におこなっています。

  4. 4.給油作業

    1日55名体制で300便以上の航空機給油作業を迅速・確実におこなう。

    航空燃料は、貯油タンクから各駐機場まで地下に埋設された配管を通して圧送されています。それを給油車両を中継して航空機へ給油します。

    給油車両では航空燃料に問題がないか最終の品質検査をおこないます。その後、20回を超える確認項目に基づいて安全を確認しながら給油作業をおこないます。限られた時間の中で確実に作業できるよう、新入社員へのマンツーマン教育や航空燃料漏洩監視の強化等、安心・安全の向上に努めています。