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ハイドラントシステムとは

4本の滑走路を有し、国内最大の離発着処理能力を誇る羽田空港。
ここで使われる膨大な量の航空燃料はタンカーで運ばれて当社桟橋で受入をおこない、貯油タンクで貯蔵します。その後、配管を通じてエプロンへ送られ、航空機の真下まで圧送されます。
このシステムが「ハイドラントシステム」です。総延長約40㎞にもおよぶ配管は、敷地内の道路や滑走路に支障をきたさないよう、ほとんどが地下に埋設されています。この仕組みを使うことで航空機への効率的な給油が可能になりました。それでは、航空燃料が航空機に給油されるまでをご説明します。

ハイドラントシステムの仕組み

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1.航空燃料油槽船(タンカー)

航空燃料を運ぶ専用の油槽船。一隻の積載能力は2,000kl~5,000kl。

2.タンカーと桟橋上配管を接続する装置(ローディングアーム)

タンカーの送油口と桟橋上配管の受入れ口とを接続する装置。接続部から航空燃料漏洩や受入配管の圧力・流速が適切か監視します。

3.航空燃料に混入した夾雑物を除去する装置(ストレーナー)

ゴミなどを取り除くための網で、パイプラインや給油車両等に取り付けてある装置です。

4.航空燃料に混入した水分等を除去する濾過装置(フィルターセパレーター)

航空燃料に混入した水分や夾雑物を取り除く濾過装置。航空燃料は貯蔵タンクへの受入れ時と払出し時にフィルタセパレーターで濾過されています。

5.受入れた航空燃料を貯蔵するタンク(貯油タンク)

受入れた航空燃料を貯蔵するタンク。タンクの構造は固定屋根付浮屋根式で、1基の容量は約8,000kl~9,800kl。

6.航空機に給油するためのポンプ(ポンプ)

航空機に給油するためのポンプ。回転数を自動的に変更するVVVF(Variable Voltage Variable Frequency)モーターの採用で、給油に必要な流量を最適な圧力で吐出することができます。

7.主配管と枝管の分岐・合流点に設置した地下ピット(ヘッダー)

主配管と枝管の分岐・交流点に設置した地下ピット。ヘッダーには、パイプラインの切替え・遮断等のためのバルブ、品質検査のためのローポイントドレン、発生したサージ圧力を吸収する装置等が設置されています。

8.ハイドラントパイプラインと給油車両を接続するためのバルブ(ハイドラントバルブ)

ハイドラントパイプラインと給油車両を接続するためのバルブ。

9.航空機とハイドラントバルブを中継する給油車両(サービサー)

航空機とハイドラントバルブを中継する車両。サービサーには航空燃料の最終濾過装置、搭載量を計測する流量計、給油時の圧力制御装置等を装備しています。


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